名古屋市北区中切町、準工業地帯の一角にある「まる重」。駅からも遠く、住宅街でもない立地なので、初めて訪れる人にはちょっと意外な場所に感じるかもしれません。それでも、ここは地元の人に長く愛されてきた海鮮居酒屋です。特徴は、家庭的でフレンドリーな雰囲気、そしてランチや定食のボリューム感です。
今回食べたのは「まる重ランチ」1200円。内容はカキフライと焼き魚がメインでした。まずカキフライは衣がサクッと揚がっていて、牡蠣の旨味がしっかり詰まっていました。そして焼き魚は香ばしく、脂もほどよく乗っていました。メイン料理だけでも十分満足できるのに、ここからがまる重らしいところ。小鉢が次々と登場します。
例えば、胡麻をまぶした豆菓子のようなもの。さらに小魚の唐揚げ。そして驚いたのは、ホイップクリームに冷凍ベリーと苺をのせた手作り感あふれるデザートまで付いてきたことです。正直、ダイエット中の身には完全に誘惑のオンパレード。しかも週に3回から5回通っているので、これは本当にやばい…というのが実感です。カロリー制限や糖質制限に気を遣っていても、目の前に出てくるとつい食べてしまいます。
実際、私はダイエットのためにマンジャロの注射や、食物繊維系の「賢者の食卓」、脂肪吸収を抑えるゼニカルまで使って取り組んでいるのですが、それでもこの店のランチ攻撃には抗えません。まるで、こちらの努力をあざ笑うかのように揚げ物や甘味が次々出てくる。そのギャップが逆に笑えてしまうのも、まる重の魅力かもしれません。
家庭的でフレンドリーな接客も特徴です。家族経営だからこその距離感で、肩肘張らずに通える雰囲気があります。その一方で、量や内容はかなりボリュームがあり、控えめに言っても「ダイエット泣かせ」。褒めすぎるつもりはありませんが、常連として通い続けている理由は、こうした温かさと意外性にあるのだと思います。
私は名古屋在住で、これまで全国5000軒、10000回以上の飲食店を訪れています。その経験から言えば、立地や華やかさではなく、通う価値がある店には必ず「理由」があります。まる重の場合は、決して便利な場所ではないけれど、料理の誠実さとサービス精神、そして地元に根付いた温かさがその理由です。
ただし、繰り返しますが、週に何度も通ってこのボリュームを食べていたら確実に太ります。私のようにダイエット薬やサプリを総動員しても追いつかないほど。だからこそ、行く人にはぜひ「今日はしっかり食べる」と腹をくくって訪れてほしい。軽い気持ちで立ち寄ると、思わぬ満腹と罪悪感を背負って帰ることになります。
地元の準工業地帯にある、家庭的でフレンドリーな居酒屋「まる重」。ダイエット中の人間にとっては強敵ですが、名古屋ローカルの実感として、ここには確かに通い続けたくなる理由があります。
ターゲット:名古屋ローカルの飲食店に関心のある人、ダイエット中でも外食したい人、家庭的な居酒屋の雰囲気を知りたい人
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