化粧品を接客なしで買うことができる無人の店舗が20日、三重県鈴鹿市にオープンしました。
イオンモール鈴鹿にオープンしたのは化粧品会社「オルビス」の無人店舗です。
「店の中には店員がいません。自分が欲しい商品を手に取ってレジに進むと自動で計算されます」(記者)
天井に設置された複数のカメラや、商品棚の重量センサーが手に取った商品を識別しバーコードのスキャンなどをしなくても、自動で計算されます。
オルビスの無人販売店は全国で3店舗目、東海地方では初です。
化粧品といえば接客を受けてから買うことが多いイメージですが、無人店舗にしたのには、ある狙いがあるといいます。
オルビス今井良輔執行役員:
「どうしても美容部員がいると気後れして、入店しづらいというお客様がいる。無人であれば自分のペースで買い物ができるところに魅力がある」
美容部員に相談したいときは、オンラインでカウンセリングができます。
オルビス今井執行役員:
「男性のお客様も非常に多くいらっしゃっています。さらに若い女性のお客様とか、ターゲットが広がるんじゃないかと期待しています」
店の広さは約3坪で必要なものをパパっと買いたい人をターゲットにしていて、ラインナップは通常店舗の約3割で、スキンケアや売れ筋の約90種類に絞っています。
コメント