新型コロナの拡大によるロックダウンがまもなく1カ月となる中国・上海で、日本人の美容師が「青空美容室」の営業を始めました。
上海の美容室で働く宮本大地さん。ロックダウンの影響で勤め先の美容室は1カ月以上、営業が停止しています。
そんななか、物資の配給などを管理する地域の代表者から「住民の髪を切ってみないか」と要望があり、中国人の妻が住民らが加入するSNSのグループチャットで呼び掛けたところ、希望者が殺到しました。
当局に許可を取り、同じ地域で隔離されている住民に限定して「青空美容室」を開きました。
宮本大地さん:「僕らみたいなサービス業は悲観的になりやすい。仕事ができない環境で。でも(カットを)やってすごい喜ばれるので、けっこう満たされる」
宮本さんは一日10組のペースで営業を続けたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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